品質管理体制

QUALITY

お取引先様に安心していただける品質と管理体制。

専任の衛生管理担当者を中心に、スタッフ全員が品質・衛生レベルの維持・向上に努めています。

2000年初頭にテーマパーク系の監査を受けることが決まり、ゼロスタートで始めた品質管理。初めて受ける監査の前、お取引先様の品質管理ご担当者の厳しい指導があり、品質管理体制を作り上げるのをあきらめそうになった時期もありましたが、その方の厳しい指導のもとトライ&エラーを繰り返し、あきらめずにコツコツと品質管理の活動を取組み続け現在のマニファクチャリングの品質管理体制が作り上げられました。気配り、心配り、目配り、そしてコミュニケーションを大切に【安全性の高い製品作り】を目指しています。

受注から製品作り、出荷そして廃棄までのプロセス

製品受注後、お客様のご希望の仕様に沿う品質を保証できるように加工を行います。
事前サンプル作り、社内事前ミーティング(リスク分析)、必要帳票作りなどを通じお客様に満足いただける製品の生産を心がけています。
* 入出庫管理―入庫数、出庫数、製品在庫数等を生産・事務管理グループが管理いたします。
* 資材・原料管理―資材・原料は入荷後、各担当グループが管理し、運用いたします。生産後は数量確認を行い報告いたします。
* 工程管理―シール温度を含めた包装管理、計量器を用いた量目管理、セット加工管理、印字ラベル管理、異物混入対策、トレーサビリティ・履歴管理を通じ、高い安全性の構築を目指しています。
* 資材・原料廃棄―お客様のご要望に応じ、資材、原料は産業廃棄物として廃棄し、社外流出を防ぎます。

衛生的な環境づくり

* 工場内の室温度を定期的に点検し、記録しています。
* 適切な材質を使用した作業台、日々の清掃・洗浄・殺菌を行い記録しています。
* 定期的な水質検査、落下菌検査を通じ衛生的な作業場の環境を衛生的に維持しています。
* 専門業者による定期的な防虫防鼠モニタリング薬剤噴霧を行い、モニタリング結果を確認し、ネズミ・ゴキブリの侵入ゼロ、飛翔性・歩行性昆虫類の侵入最小限を目指しています。
* 5Sパトロールを継続的に実施し、整理整頓を心がけています。

生産・品質管理グループ→専任者による管理体制

*定期的な確認を行い記録しています。
◯ 粘着ローラー掛け、手のひら確認(絆創膏使用状況)
◯ 使用機械の稼働確認
◯ 温度・湿度確認
◯ アルコール・洗剤等液体物の管理
◯ 工具箱の管理

【 衛生管理 】

  1. 食品用ユニフォーム、帽子(ヘアーネットとフード)着用。ヘアネットは原則2週間に1度交換
    小包装されている原料以外を扱うときはマスク・食品用手袋着用(数量チェック)
  2. エアシャワー前に粘着テープによる異物処理
  3. エアシャワーによる異物処理後入室(エアシャワー時間:45秒)-帳票記入
  4. 洗剤による手洗い
  5. アルコール消毒
  6. 入室後は1時間に1度専任担当者による粘着テープによる異物処理と手のひらチェック-帳票記入

【 異物混入防止対策 】

  1. 1階エレベーター前に防虫カーテン設置。
  2. 作業場では白壁、白蛍光灯、ステンレス作業台を使用し異物などの発見を容易にする。
  3. 作業台、コンベア等アルコールによる拭掃除。異物混入防止にもなる。
  4. 作業場ではダンボールの二次使用禁止。ダンボールの紙粉混入防止のためプラスティック容器を使用。
  5. 資材の床地下置きの禁止。
  6. 清掃の徹底。清掃計画に基づいた清掃を行い清掃実施後は所定の管理表に記録をします。
  7. 専門業者による防虫防鼠対策と飛翔性・歩行性虫類の定期的モニタリング。
  8. 作業場に木製品の持ち込み禁止。
  9. 絆創膏(ブルーバンテージ)・作業場内使用品の使用数管理の徹底。
  10. クラフトテープ類・使用カッター刃の数量管理。
  11. 1時間ごとの専任担当者による粘着ローラー掛けと手のひらチェック。