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大掃除!

一般的に「大掃除」といいますと年末に行うのが習わしですが、年間2回ほど行うマニファクチャリングの大掃除は、春と晩夏に行われることが多いです。仕事納め前に大掃除を行えるとよいのですが、年末は繁忙期のなかでも一番忙しい時期ということもあり、日々の清掃は行いますが、大掃除を行うゆとりがありません。12月も15日を過ぎますと社内全体が時間的にも精神的にもゆとりがなくなる雰囲気ですので、“大掃除”の実施も重要ではございますが、品質管理グループはとにかく事故がないように日々の生産がおこなわれることに注意を払います。

そんな繁忙期がおわり、バレンタインを迎えるころになりますとやっと大掃除をおこなえるゆとりが社内に戻ってまいります。その頃が弊社の春の大掃除時期になります。この時期の受注状況の変動もあり、今年の大掃除は3月後半に実施いたしました。大掃除はすべての生産ラインの稼働を半日ストップし、全社を挙げておこなうのが習わしです。

この大掃除は社内の清掃をおこなうだけではなく、断捨離も行われます。断捨離には保管用サンプルや保管期限をすぎた帳票類、自社手配の残資材等の廃棄が含まれています。衛生担当スタッフは、大掃除の日程が決まると断捨離に向けて保管サンプルの日付の再確認を開始し、日付確認を済ませたサンプルを解体し、缶・プラ容器・菓子類と仕分けをしてゆきます。今年は2パレット分以上の解体を行い、4月初旬の産業廃棄業者による廃棄日にサンプルの一部を廃棄いたしました。

次の大掃除は晩夏(秋の繁忙期が始まる前)の予定ですが、今年は新型コロナウィルスの影響から昨年までの秋のスケジュール進行とは異なることが予想されるため、大掃除の予定も変更になる可能性が高くなりそうです。本来晩夏の大掃除で一度社内を清めてから繁忙期を迎えるように心がけているのですが、先行きが不透明なため、今年はいつも以上に日々の整理整頓につとめ、晩夏の大掃除が“小掃除”になってしまっても社内が整理整頓されている状態で繁忙期が迎えられるよう頑張りたいと思います。